カメラとしてのiPhoneの魅力
かのジョブズが初代iPhoneの発表プレゼンで「iPodとPhoneとInternetCommunicatorを一つに融合しました」的なこと言ってたけど、最早これほどカメラとして拘り、注目されるとは当の本人も想像しなかったのではなかろうか?現行機種の6Sの宣伝ではカメラ機能にフィーチャーしていたし。
Apple、「iPhone 6s」のカメラで撮影した写真を紹介する「iPhone 6sで撮影」キャンペーンを実施へ | Linkman
オレが最初に手にしたのは6年前のiPhone4だ。確か500万画素でレンズも暗かった記憶がある。それでもガラケーに比べ、大きい画面で直感的操作で簡単に撮れるカメラに魅せられた。またiPhonegarapherを名乗る三井公一氏のiPhoneのみで撮った写真集も発売され、どんどんその虜になっていく。
iPhonegrapher―写真を撮り、歩き続けるための80の言葉
- 作者: 三井公一
- 出版社/メーカー: 雷鳥社
- 発売日: 2010/08/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おかげでこれまで必ずといっていい程持ち歩いてたコンデジを持たないようになった。ついには手放したほどだ。確かに光学ズームが使えないとか描写力が劣るなどの不満はあるが、手軽さ身軽さという点には勝らなかった。音楽を聴きながら歩いている途中にシャッターチャンスに出食わしたときにサッと撮れるあのスピーディーさが何とも快感なのだ。
iPhoneを”35ミリ相当の単焦点カメラ”と信じ切って、ポケットに入れて外に繰りだそう。iPhoneを常に持ち歩き撮影し続けることによって、iPhoneの画角と被写体との距離感が自分に備わってくるのが分かるはずだ。
単焦点カメラの勉強と思えばそれなりに楽しいもの。また写真編集アプリもだいぶ充実しているし、SNSへのアップ等もすべてiPhone一つで出来る。まさにオールインワンアイテムだ。ここまで出来るカメラは他にはなかろう。
これから気候も過ごしやすくなるので、気楽に散歩しながら撮り続けようと思う。
*1:iPhonegrapherより