“持つ喜び”を味わえるスマートデバイス
発売当初は“やはり「新色」”ということで、かなり入手が困難だった(改善されたかどうかは不明)ようだ。
ジェットブラックのiPhone 7の高光沢仕上げは、精密な9段階の酸化皮膜処理と研磨加工によるものです。表面には酸化皮膜処理された他のApple製品と同等の硬度がありますが、使用とともに光沢に微細な摩耗が生じる場合があります。磨耗が気になる方は、iPhone用のケースを使って表面を保護することをおすすめします。
しかしながら公式サイトにも事前に謳ってあったように、キズが目立ちやすい仕様というのをチェックすべきというのは後の祭りか。やっと手に入れたあとで後悔されておられる方も多かろう。
「僕は、擦り傷のついたステンレスを美しいと思うけどね。僕たちだって似たようなもんだろう?僕は来年には五十歳だ。傷だらけの iPod と同じだよ」
ジョブズ「iPodにカバーつけてるやつはダサい」 / CYBER LIFE 2CH
当時のiPodも背面の鏡面仕上げはかなりのものだったと聞く。同様に高光沢仕上げのジェットブラックも使用キズを見越しているのだろうか?
ジョブズ「擦り傷のついたiPodは美しい。カバーつけるのはダサい」 : iPhone速報
毎年新機種が発売されるが、それぞれにやはり美しい。その時期に応じたベストな状態で仕上げられているように思う。ふり返って一世代前の機種も決して「古めかしさ」などは感じさせない。新品時の輝きもさることながら、使い込んでキズ付いたiPhoneもまた違った輝きを放っている。
iPhone5 | Yamashita Yohei | Flickr
先日、職場の人が角の角ばったiPhone(おそらくiPhone5か5S)を使っているのをみて美しいと感じた。当方はiPhone6Sを使用しているが、憧れさえ抱いた。おそらくそれ以前のiPhoneでも同様に思うだろう。これは自分のみならず多くの人が感じるのではないだろうか。
とにかく全iPhoneに共通して言えることは「持つ喜び」を味わえるということだ。
オレはこれからもそんなiPhoneを愛しつづけるだろう。